8月16日、バンコクのカセサート大学の水資源工学部でiRICスペシャルセミナーを開催しました。
約30人の参加者(コンサルタントの技術者、政府研究機関研究員)に対して、
(1) USGSのDr. Jon NelsonよりiRICプロジェクトについて、および主なソルバーについての説明
(2) 清水より、iRICの現状と主にNays2Dの説明をしました。
(3) 私共の大学院生の内田さんがNaysを用いた豊平川の樹木群の影響検討結果、田中君がNaysの氾濫計算モデルを豊平川の歴史的な河川改修の効果検討についての発表をしました。
● セミナー参加者の中にはすでにRIC-Naysのユーザーが何人かいて、大変嬉しく思いました。ユーザーならではの厳しい指摘や質問もあり、大変有意義な議論が出来ました。
● iRIC2.0への期待もなかなか大きいものがありました。
● タイ語バージョン作成に際しては皆さんに協力を表明して頂きました。
セミナー後の関係者での記念撮影です。
午後からは、有名な横たわるブッタが展示されているワットポー寺院の見学に連れていっていただきました。
● 8月19日と20日はバンコクから南へ車で3時間ほど行った、海辺にあるチャアムという街でEIT(Engineering Institute of Thailand) という国際学会に参加してきました。
http://www.eit.or.th/index.php?lang=en&siteid=0
会場のホテルです。
学会の受付にはお願いしてiRICのパンフレットを置いて頂きました。参加者1人づつに渡してくれてます。
開会式の直後、Dr. Jon Nelsonが招待講演ということで1時間の講演を行いました。さすがに英語が上手でした(#^.^#)
講演の中では勿論iRICの宣伝もしてました。
午後からは、私のKey Note Lectureが30分、今回はNaysを用いた自由蛇行とショートカットの話をしました。
赤堀さんが、流木実験のPIVの話、いずれは解析モデルを作ってiRICに貢献してくれると思います。
田中君の豊平川の治水の歴史的検証のお話、
内田さんの豊平川の河道内樹木のお話、どちらもiRICを用いての計算です。さらに・・・・
なんと、タイの研究者がRIC-Naysを用いて、チャオプラヤ河の河床変動の計算をやっていました。
何か水制のようなものを設置した場合の効果や影響を調べているようですね。
海外の学会で現地の人がRIC-Naysを使ってくれているのが実感でき、
まさに感動の瞬間でした(*´∀`*)
チャアムでは海鮮料理を堪能してきました。日本で留守番の皆さんごめんなさい_(_^_)_です。
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